OBSでZoom配信をカスタマイズ!背景合成・ロゴ・シーン切替でプロフェッショナルな配信を実現する方法

OBS

はじめに

オンライン配信を行うとき、Zoomを使うことが一般的ですが、さらに魅力的な配信を行いたいと思うことはありませんか?OBS(Open Broadcaster Software)は、Zoomとの連携により、オンライン会議や配信の見た目を大きく向上させる強力なツールです。

本記事では、初心者の方でもわかりやすく、OBSを使ってZoom配信をカスタマイズする方法を解説します。背景合成やロゴ挿入、シーン切替の方法について、ステップバイステップで解説し、実際に配信を行うための準備から実践的なテクニックまで紹介します。これを読めば、誰でもプロフェッショナルな配信ができるようになりますよ!

OBSとは?Zoomとの連携方法

まずは、OBSとは何か、Zoomとの連携方法について簡単に説明します。

OBS(Open Broadcaster Software)は、ライブ配信や録画に使われる無料のソフトウェアです。非常に多機能で、プロフェッショナルな配信を行うために必要なツールがすべて揃っています。OBSを使うと、カメラ映像に加え、画像や動画を組み合わせることで、より魅力的な配信を実現できます。

Zoomとの連携を行うためには、OBSの「OBS-VirtualCam」というプラグインをインストールします。このプラグインにより、OBSで作成した映像をZoomのビデオフィードとして送信することができます。

ZoomとOBSを連携させる手順:

  1. まず、OBSをインストールします。
  2. 次に、OBSの「OBS-VirtualCam」プラグインをインストールします。これにより、OBSの映像を仮想カメラとしてZoomに送ることができます。
  3. Zoomを開き、「ビデオ設定」から、カメラ選択メニューで「OBS Virtual Camera」を選択します。

これで、OBSで設定した映像がZoomに送られ、Zoom配信中に様々なカスタマイズができるようになります。

OBSで背景合成を設定する方法

次に、OBSを使って背景合成を設定する方法を紹介します。これにより、配信中にプロフェッショナルな仮想背景を使用できるようになります。

背景合成を使うには、まず「クロマキー」機能を利用する方法が一般的です。クロマキーとは、特定の色(通常は緑色または青色)を透明にして、別の画像や動画をその後ろに表示する技術です。これを使うことで、配信の背景を簡単に変更することができます。

背景合成の設定手順:

  1. まず、OBSに自分のカメラ映像をソースとして追加します。
  2. 「ソース」リストでカメラ映像を右クリックし、「フィルター」を選択します。
  3. 「エフェクトフィルター」内から「クロマキー」を選択します。
  4. クロマキーを適用するために、背景に使用する色(通常は緑や青)を設定します。
  5. 背景として表示したい画像や動画を、別のソースとして追加します。

これで、Zoom配信中に好きな画像や動画を背景として使用することができ、よりプロフェッショナルで魅力的な配信を行えます。

ロゴを画面に追加してブランドイメージを強化

次に、配信中に自分のブランドやイベントのロゴを画面に追加する方法を解説します。OBSを使えば、ロゴを簡単に挿入することができ、配信の見栄えをさらにプロフェッショナルにできます。

ロゴを追加する手順:

  1. まず、OBSに「画像」をソースとして追加します。
  2. 画像として挿入したいロゴファイルを選択します。
  3. 画像の大きさや配置を調整して、画面上の適切な場所にロゴを表示します。
  4. ロゴの透明度やサイズを変更して、配信の内容を邪魔しないようにします。

これで、配信中にブランドロゴを表示させることができ、Zoom配信においてプロフェッショナルな印象を与えることができます。

シーン切替で多彩な配信を実現

OBSのもう一つの素晴らしい機能は「シーン切替」です。シーン切替を活用することで、配信中に映像のレイアウトや内容を瞬時に変更することができます。例えば、プレゼンテーションやインタビューを行う際に、シーンを切り替えることで、視覚的に多様な演出が可能です。

シーン切替の方法:

  1. まず、OBSの「シーン」セクションで新しいシーンを作成します。
  2. シーンごとに必要なソース(カメラ映像、画像、スライド、ブラウザソースなど)を追加します。
  3. シーンを作成した後、配信中に「シーン切替」のボタンを押すことで、シーンをスムーズに切り替えることができます。

これにより、配信が単調にならず、視覚的にダイナミックな演出が可能になります。例えば、自己紹介のシーンからプレゼンテーションのシーンに切り替えるなど、シーンをうまく使い分けて配信を進行できます。

Zoomとの連携設定と配信開始

最後に、OBSで設定した映像をZoomに送信するための設定を行います。Zoomでは、OBSを仮想カメラとして使用することができ、これによりOBSで作成したシーンや背景、ロゴをZoom配信中に表示させることができます。

ZoomにOBSの映像を送信する手順:

  1. Zoomを開き、設定メニューから「ビデオ設定」を選択します。
  2. カメラの選択メニューから、「OBS Virtual Camera」を選択します。
  3. OBSで作成したシーンや映像が、Zoomに表示されるようになります。

これで、Zoom会議中にOBSで作成したカスタマイズ映像を表示することができ、配信のクオリティを大きく向上させることができます。

まとめ

OBSを使うことで、Zoom配信に多くのカスタマイズを施すことができます。背景合成、ロゴ挿入、シーン切替など、さまざまな機能を駆使することで、オンライン配信が

タイトルとURLをコピーしました